12月11日(土曜)、隠岐開発総合センターの島民ホールにて、
「海士と大地の守人の対談」(海士町教育委員会主催)が無事開催されました。
これは、山内道雄町長と、有機野菜の流通で有名な「大地を守る会」の藤田和芳会長が
【「地域活性」×「一次産業」=残したいものを自分たちで守るために】
をテーマに対談するイベントで、地元企業「巡の環」の企画協力により実現しました。
※イベント詳細はコチラ⇒《12月9日の記事》
当日は、インターネットを活用して福岡や京都など各地会場と繋ぎ、対談の様子を同時中継して、双方向のやりとりをしながらイベントを進行しました。
ホールには100人以上の町民が集まり、観客席はほぼ満席となりました。
また、全国各地でこのイベントに関心を持ってくださる方々から、ツィッターで多くのコメントを寄せていただきました。
(↑ 写真) 左から、山内町長、藤田会長、巡の環の阿部裕志代表。
スクリーンには、全国各地や海外からのツィッターの投稿が順次映し出されました。
「第一次産業がもっと大事にされる社会にしたい。
有機農業は多様性を認めることであり、それは生き方にもつながる」(藤田会長)
「足下を見直すことが一番最初。当たり前だけど、
自分たちの町を好きになるのが全てのスタート」(山内町長)
(↑ 写真) 「大地を守る会」の皆様のご厚意により、有機農法で育てられたリンゴが試食用に提供されました。参加者一同、みずみずしく美味しいリンゴを堪能させていただきました。
このイベントは教育委員会(地域共育課)による交流事業の一環として実施しましたが、対談形式は初めてであり、しかもその様子をインターネットで全世界に発信するという画期的な試みでもありました。
地域共育課では、
「巡の環の全面的なご協力のもと無事成功し本当に良かった。対談の中身も共感できる部分が多々あり、島内外からも反響がありました。これもひとえに、今まで培ってきた交流事業のネットワークと、海士ファンの皆様のご支援ご協力の賜物であると深く感謝申し上げます。これからも交流事業の意義を再確認し、大切にしていきます」
としています。
関係各位、このイベントを応援して下さったすべての皆様方、誠にありがとうございました。
なお、対談の様子を録画した動画は下記サイトでご覧になれます。
http://www.megurinowa.jp/amatodaichi/
■対談企画に関して
→海士町教育委員会 地域共育課(担当:松前) 【電話】08514-2-1221
■ツアー企画、システム運用に関して
→株式会社巡の環(担当:信岡)【電話】08514-2-1966