ニュース・広報
top_header
海士町HOME >> トピックス >> 教育 >> 第41回「立春式」を行いました
戻る

ニュース・広報
過去のニュース一覧
見出し

第41回「立春式」を行いました

見出し

2月4日(土)、隠岐開発総合センターの島民ホールにて、第41回立春式を行いました。

立春式は、14歳(=昔の元服にあたる歳。人生の節目)になった少年少女を対象とした恒例行事で、それぞれの夢の実現にむけて希望をもって進んでいってもらうよう、町を挙げて応援するためのものです。


DSC_8773.gif

 

今年度立春式を迎えたのは、海士中学校の2年生13名(男性8名、女性5名)です。

DSC_8775.gif

 

山内道雄町長は式辞で、立春式の変わらぬテーマである「自覚・立志・健康」の3つを示し、

「京都造形芸術大学での逆出前授業(※昨年6月の修学旅行)など、これまでにもたくさんの交流を経験してきた皆さん。そうやって身につけた経験や知識を、ぜひ海士のまちづくりに活かしていただきたい」

との言葉を贈りました。


 

生徒を代表して「誓いの言葉」を述べたのは、竹中慎之介くんです。

DSC_8784.gif 

 

式典後は、代表生徒5人による「少年の主張」が発表されました。  

DSC_8845.jpg

看護師になるという夢に向かって、駄目な自分を変えていきたい。
テニス部のキャプテンとして、大きな声で挨拶できる、声を出すチームにしていきたい。
仕事と家事を両立させ、家族のために頑張ってくれている両親を心から尊敬している。

誰に対しても変わらずやさしく接する態度を身につけて、人と関わる仕事がしたい。
対話能力や集中力など今の自分に足りないところを補って、いつか家業の運送屋を継ぎたい…。

 

それぞれが熱い思いを語り、来賓の皆さまほか聴衆の方々から惜しみない拍手が送られました。

 

 

 

「激励の言葉」では、海士町学校給食共同調理場で栄養士として勤務されている小田川啓子さんが講師を務めました。

DSC_8861.gif

20年前の立春式で自分も「少年の主張」を発表したこと、27歳で海士町にUターンしてからの給食センターでの仕事のことや、2年前にガンを患ってからの闘病生活を経て身にしみて感じたことなど、貴重な体験談を語り、

「つらいことがあっても、人との出会いが自分を支え、チャンスを与えてくれる。これから先、もし転ぶことがあっても、何かをつかんで立ち上がってほしい」

との力強いメッセージが贈られました。

 

 

DSC_8865.jpg

(↑)列席した保護者や来賓の方々に対して「感謝の言葉」を述べる生徒一同。

 

 


最後は、宇受賀在住の陶芸家、勇木史記氏に指導していただいて、記念の陶板作りです。
25cm四方の陶板に、それぞれの夢や思いを刻み込みました。

DSC_9051.gif

 

DSC_9014.gif 

 

DSC_9067.gif

DSC_9084.gif

 

DSC_9076.gif

 

このたび晴れて立春式を迎えられた中学生の皆さん、そしてその保護者の皆さん、本当におめでとうございました。

それぞれの夢へと向かう道がますます光り輝くことを、お祈りいたします。

 

DSC_8916.jpg

 

 

 

 

 

トップへ

top_footer