ニュース・広報
top_header
海士町HOME >> トピックス >> 教育 >> 島前3町村と島大、包括的連携協定を締結
戻る

ニュース・広報
過去のニュース一覧
見出し

島前3町村と島大、包括的連携協定を締結

見出し

 

海士町、西ノ島町、知夫村の隠岐島前3町村と島根大学は、人材育成・交流の促進などを目指し、包括的連携協定を結びました。 5月15日(木)にマリンポートホテル海士において締結式が行われ、山内道雄海士町長、升谷健西ノ島町長、福山孝行知夫村長と小林祥泰学長が協定書に調印しました。

 

kyoutei01.jpg

kyoutei02.jpg

kyoutei03.jpg

 

 

 

小林学長は挨拶で、 「島根大は地方の拠点大学として地域活性化などへの貢献が使命。海士町の取組みを大学でも活かしていくべく、今回の協定はまさに時機を得たもの」 と今後への期待を表明。それを受けて山内町長は、 「島根大と3町村の連携の機会を待っていた。『グローカル』に繋がる人づくりのためさらに質の高い教育が求められていた矢先のことで、大変心強い」 と語りました。

 

 

《記者会見での小林学長コメントより》

 

ー包括的連携とは、具体的にどのような活動をしていくのか

 

 「人口減少の歯止めとして教育は一番重要。島根大教育学部、大学院を中心として島前高校と連携し、過疎地域の教育のブランド化を研究テーマとした上、モデル化していきたい。教育・学生を含めて交流し、テーマに沿って実際に教育活動を体験させるところから始めたい」


 「2年後に教職大学院(※)を設置する予定であり、地域に学び課題に見合った教育を目指す大学院となれば非常にユニークなものになるのではと期待している。島前高校の素晴らしい教育的特色、自ら考え行動する人材を育成する手法を大学まで繋げるモデルを、是非作り上げていきたい」  

(※)高度な専門性と実践的指導力を備えた教員を養成する専門職大学院。
 

 「地域のグローバル化に寄与していきたい。島根大学の留学生を島で交流させ、お互いのメリットとしたい」

 

ー包括的連携として、高校関連以外の活動は何か

 

 「国際交流に関して、今年から山口大学と連携し、各国から来た学生や卒業生に対し日本文化を伝える活動をしている。いわゆるサマープログラムの滞在先として島前3島を考えている」

 

 

 

 

山内町長は、 「高校魅力化を基軸として、協定として拡がりをみせたことは喜ばしい。これから隠岐の子どもたちが地元の島根大学への進学を目指し、そこで得た知識や技術を地域や島にもたらすようなルートができていけばいい」 としています。

 

kyoutei04.jpg

 

 

このたびの連携協定締結は、海士町の地域活性化モデルを始めとする島前3島の豊かなポテンシャルが、島根大学によって活用され組織的に拡大していく第一歩となりそうです。

 

 

トップへ

top_footer