平成26年2月1日(土)、隠岐開発総合センターにおいて、第43回「立春式」が行われました。海士町では昔の元服の儀式にちなみ、昭和47年から2月4日(立春の日)を「少年の日」と独自に制定。この日にあわせ、少年少女の前途を祝し希望を抱いてもらうための立春式を毎年行っています。
今年の該当者は、海士中学校の2年生18名(男子8名、女子10名)です。
式典では山内町長から、「自覚、立志、健康の3つを大切に、国境を越える広い視野とふるさとで生まれ育った者のもつ視点ちをあわせもつグローカルな人材になって、将来ぜひ海士の地域づくりを担ってほしい」との言葉が贈られました。
その想いに応えるように、代表の宇野綾音さんが「どんなことも本気になって全力で取り組み、元気あふれる海士町の一員として、さらにこの海士町を発展させるように努力し、力強く生きていくことを誓います」と宣言しました。
式典の後は、代表の生徒4名が「少年の主張」を壇上で発表。
「心を大切にする料理人になって多くの人を笑顔にしたい」
「信頼される保育士になるために、まずはありがとうとごめんねが素直に言える人になる」
「商店での職場体験で学んだように、まわりの人に笑顔を配るということを大切にしたい」
「きちんと働く大人になる」
といった真摯で力強い発表に、聴衆の皆さんから惜しみない拍手が送られました。
続いて、隠岐國学習センターで指導スタッフとして働く的場陽子さんから激励の言葉をいただきました。
自分の心の声を聞き、心が指す方向へ向かうことでかけがえのない〝武器(強み)〟を見つけられるはずだということ。そして、人間はまるでパズルのピースのように足りないところを仲間と補いあって未来を描いていけるのだから、自分らしさを大切に生きていってほしい、という熱いメッセージを伝えました。
最後に代表の万代涼さんが、列席した保護者や来賓の方々に向けて、「支えていただいた皆さんへの感謝の気持ちを忘れず自分たちの夢に向かって頑張り、18名でどんな困難にも背を向けず励ましあい立ち向かっていきます」と挨拶しました。
締めくくりは今年も、宇受賀在住の陶芸家、勇木史記さんを講師に招いての陶板作り。「威風堂々」「全力投球」「大きくなる」など、生徒たちが素直に感じた想いを陶板に刻みました。
立春式を迎えられた皆さん、本当におめでとうございます。これを機に、それぞれが決意を新たにし、目標に向かって進んでいけることをお祈りします。