隠岐島前が地域全体で取り組む「高校魅力化プロジェクト」
『第1回プラチナ大賞』受賞!
総務大臣賞も併せて受賞
より魅力的な学校づくりを通じて持続可能な島づくりを目指す島前高校魅力化プロジェクトの取り組みが、課題解決を目指す地域の取り組みを奨励する第1回プラチナ大賞で見事「大賞」に選ばれました。
(↑)山内道雄海士町長(中央)と、柴山昌彦総務副大臣(左)、小宮山宏プラチナ構想ネットワーク会長(右)〔写真提供:時事通信社〕
全国の自治体などから応募総数124件、絞り込まれた9団体の中から7月25日の最終審査発表会で海士町が大賞に選ばれ、併せて総務大臣賞も受賞しました。
発表事例のタイトルは、
『魅力ある学校づくり×持続可能な島づくり ~島前高校魅力化プロジェクトの挑戦~』。
新しい切り口からの取り組みであること、島ならではの良さや地域資源を活かしていること、地域の住民が広く関わり貢献していることなどが高い評価につながったようです。
(↑)受賞の喜びと関係者への感謝を涙で伝える山内町長
最終審査でプレゼンテーションを行った海士町の山内道雄町長は、
「平成15年に合併しない宣言をしてからモノづくりに重点を置いてきたが、島づくりは究極的には人づくりである。つまり教育だ。この島の最高学府である隠岐島前高校の魅力化、ひいては保育園から高校まで‘島ぐるみの子育て島’として教育のブランド化を図り、地域全体の活力につなげて持続可能な地域社会を目指す。このモデルで島の未来を切り拓いていきたい」
と語っています。
なお、「多彩な能力のある所謂‘脱藩生’を全国から島前へ連れて来る」(山内町長)ために、隠岐島前高校では8月19日~20日、オープンスクール(島案内や島留学の説明を含む高校見学会)を実施します。申込み多数につき既に受付は締め切っておりますが、今年は親子で計170名もの皆さんが本土から来島される予定です。
今回の栄えある受賞を糧に、高校魅力化プロジェクトでは今後の取り組みに一層力を入れてまいります。
引き続き温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
⇒プロジェクト事務局(島前高校内)【℡】08514-2-0731