１月１３日（金） 海士中学校 ３階多目的室にて
ドリームプランin海士中が開催されました。
ドリームプラン（以下ドリプラ）とは、中学生が今後の夢や目標、進路を 定めやすくするために、地域の方が集まって、助言や人生の経験談などを話すワークショップを年間数回開催し、最後に中学生自身が自らの夢についてプレゼンテーション するものです。
住民の方が、自身のドリームプランを発表したり、中学生のドリームプランを聞いて助言や応援メッセージを贈るなど、地域ぐるみで一体となって中学生の成長を促しています。
今回は３年生が行う最後のドリプラで、自分の夢や将来について真剣に発表しました。
「将来は社長になりたい！」「人を助ける仕事がしたい！」「後悔しない生き方をしたい！」などそれぞれの生徒が大きな夢を持ち、そこへ向かうための意気込みがよく伝わる発表でした。
道のりや手段を模索し、自分の道を見つけようとする中学３年生の頑張りは、彼らの夢へと続く大きな一歩になるのではないでしょうか。
３年生の発表を聞いていた下級生がなにやら悩んでいる様子。
彼らが書いているのは…
｢メンターカード｣と呼ばれるもの。
傍聴者は、プランを発表した中学生へ、感想や応援メッセージを描いたメンターカードを渡します。
傍聴者からカードを手渡される３年生。
「ドリプラを通して自分の価値観を改めることが出来た」
「今後の人生に影響を与えてくれた良い授業だった」
といった感想も聞かれました。
海士中学校の平木校長から、新しい一歩を踏み出そうとする３年生に応援の言葉が贈られました。
地域ぐるみで子どもたちを支えることができるのは、小さな島ならではの大きな利点です。
今後も海士町では、子どもたちの夢を後押しするために、地域住民の皆さんと一体となった教育施策を進めて参ります。
海士中学校 TEL:08514-2-0744
