「安全で美味しい!」隠岐潮風ファームに県が太鼓判
『美味しまね(おいしまね)認証』取得!
ブランド黒毛和牛「島生まれ、島育ち、隠岐牛」の飼育・販売を手がける有限会社隠岐潮風ファーム(代表 田仲壽夫)が、島根県知事が認証する『美味しまね認証』を取得しました。
(↑)認証取得に尽力した、潮風ファームの野津さん(左)と舩江さん
(↑)牛舎内の様子。管理が行き届いているため臭いもほとんど無い。
美味しまね認証とは、「安全」と「美味しさ」を兼ね備えた特産品をつくる生産者や生産方法を島根県知事が認証する制度で、海士町ではこれまでに「岩がき春香」を養殖する海士いわがき生産株式会社が平成22年2月に取得しています。このたびの「隠岐牛」の認証取得は隠岐島前では「岩がき春香」に次ぐ2件めで、県内全域では66番目(肉では4番目)の「美味しまね」産品となりました。
この制度は、消費者の食の安全を確保するとともに、島根の農林水産物の優れた品質と独自性をアピールして販売拡大につなげていくために平成21年度からスタートしたもので、認証を受けるためには、生産の各工程で品質管理を徹底しているか、環境に配慮した生産方法に取り組んでいるかなどの様々な点が厳しく審査されます。
潮風ファームでは認証を受けるため、消毒マット等によって牛舎の衛生管理をさらに徹底したり、餌作りや餌やりに関する厳密な記録とデータの保存など、生産工程の情報公開にも取り組み始めました。
野津さんは、
「美味しまね認証のポイントは、生産者側の論理ではなく『消費者目線』だということ。消費者の皆さんに安心して食べていただけるということは隠岐牛ブランドのアピールになると思っています。自分たちスタッフが安心・安全への意識を高くもつ、という意味でも有効なので、今後も維持していけるよう頑張りたい。この認証自体の知名度がもっと上がってくるといいですね」
と期待を込めて語っています。
海士の自慢の特産品が、より多くの消費者の皆さんに愛されますように!
■美味しまね認証について ⇒コチラ