経営規模、飼育技術ともに隠岐を代表する農業者である戸鳴正史さん（保々見区）が、島根県が表彰する『農林水産業で頑張っているリーダー』の一人に選ばれました。 これは、県内で農林水産業に携わり創意工夫をこらして成果を出している各団体のリーダーを県知事が表彰するもので、第7回となる今回は戸鳴さんを含め７人が受賞し、１１月２１日に県庁で表彰式が行われました。
戸鳴さんは、肉用牛（繁殖雌牛）５６頭を飼養して子牛生産に取り組む認定農業者で、受精卵移植を活用した和牛改良の推進、新規参入者のための公共放牧場の利用促進などに取り組んでいます。
現在は海士町和牛改良組合の組合長も務め、若手農家への技術的アドバイスを行うなど後継者育成にも貢献しており、畜産振興のリーダーとして今後一層の活躍が期待されています。
（↑）平成２５年度の隠岐郡畜産共進会では戸鳴さんの出品牛「あやこ１号」がグランドチャンピオン（最優秀賞）を受賞しました。
（↑）応援する皆さんから受賞の御祝いに頂いたという２．５升瓶とともに、笑顔の戸鳴さん。
海士町役場地産地商課では来年度以降も、畜産のレベル向上を海士町からリードしていくことを目指し、肥育牛・繁殖牛の増頭を行っていく考えです。 町民の皆さまからの応援を頂きながら、隠岐全体の畜産振興、隠岐牛ブランドの確立につなげていくことを目指します。
