平成25年9月9日(月)、韓国の済州(チェジュ)島で開催中の第3回アジア太平洋ジオパーク大会において、隠岐ジオパークの世界ジオパークネットワークへの加盟が認定されました。
これで国内の世界ジオパーク認定地域は6地域(*)となります。
(*)洞爺湖・有珠山、糸魚川、島原半島、山陰海岸、室戸、隠岐
この発表を受けて海士町では翌日の10日(火)に、午前9時40分着のフェリーで山内道雄町長が帰島するのに合わせて、菱浦港のキンニャモニャセンター内で記念セレモニーを行いました。
セレモニーには、世界認定をともに祝おうと40人近い町民が集まりました。
山内道雄町長は挨拶で、
「我々の隠岐が、世界に誇れるものであると認められて嬉しい。
今が出発のときだ。
世界ジオパークだからと言って観光客が来るわけでは決してない。
この稀少な『宝』をいかに発信し、後世に引継ぎ守っていけるか。
海士らしいおもてなしの心を基本として、
その中でジオパークを活かしていきたい」
と、これからの活動への意欲を語るとともに、昔から島に根付く温かい‘おもてなしの心’をずっと大切にしていこうと呼びかけました。
隠岐4町村では今後、各観光協会や隠岐ジオパーク推進協議会など既存組織の連携をさらに強めながら、また各町村でさまざまな整備を行いながら、この世界認定を確固たるブランドにしていくための施策を進めていくことになります。
認定を目指す取り組みの過程でさまざまなご協力をいただきました地元住民の皆さま、関係者の皆さまへ厚く御礼を申し上げますとともに、引き続きご支援いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
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