1月7日~15日に東京ドームで開催された『第3回全国ご当地どんぶり選手権』で、熾烈な予選を勝ち抜いて出場しておりました海士町の「寒シマメ漬け丼」が、堂々の第9位となりました!
寒シマメとは、冬の一番美味しい時期のスルメイカのこと。
新鮮なシマメの刺身を肝醤油で和えてたっぷり載せた「漬け丼」は、寒シマメの甘さ、やわらかさ、肝醤油と絡み合う深い味わいが絶品です。
「全国ご当地どんぶり選手権」は、日本各地の祭りや味を紹介する「ふるさと祭り東京2012」の目玉企画の一つで、開催期間中にどんぶりを食べた来場者がコインで投票し、その重さでランキングを決定します。
3回目の今年は、前回5位までに入った5種類、予選を突破した9種類、さらに東北を応援するため主催者が推薦した2種類の計16種類のどんぶりが集結し、人気を競いました。
「寒シマメ漬け丼」は、初登場で7位と大健闘した昨年より少し順位は下げたものの、その人気ぶりは相変わらず。
「この丼が食べたくて今年も来ました!」
「開催期間中、毎日ランチに漬け丼を食べに来てます」
といった熱烈なファンの方々もたくさんいらっしゃいました。
9日間にわたり「寒シマメ漬け丼」の販売と宣伝を行ったのは、「離島キッチン」(海士町の特産品をPRする関東常駐の移動販売車)の佐藤喬さんほか海士町観光協会の面々と、応援スタッフの皆さんです。
東京在住の海士町関係者の方が、飛び入りで手伝ってくださることもありました。
(↑)今年も活躍、離島キッチンの佐藤さん。列に並ぶお客さまが見守る中、超高速で丼をつくり続けました。
販売部隊として今年初めて海士から参加した観光協会の女性ふたりは、大規模イベントでの長丁場の戦いに疲労困憊しながらも、毎日笑顔で頑張りました。
戦い終えての女性二人の感想は…
「目標の5位入賞に届かなかったことは本当に悔しいけど、寒シマメ漬け丼のファンはやっぱりこんなにも多いんだと実感できて良かった」
「一日に3回も食べに来てくれるお客さんがいたり、寿司職人の方が『うまい!』と言ってくれたり…。丼の味について、自信を深めることができました!」
「寒シマメ漬け丼」を食べに来て下さった多くの皆さま、本当にありがとうございます。
(↓)会心の「うまい!」顔を見せて下さったお二人からは、「隠岐へ行きます!」宣言も。
お待ちしています!
(↓)最終日の夕方4時半から行われた表彰式の様子。グランプリは北海道の「うにめし丼」。見事な2連覇となりました。
なお、東京ドームのお客様に島で獲れたての鮮度と美味しさをそのまま味わっていただけたのは、何といってもCAS(キャス)凍結【※】の威力です。
「予想以上にシマメの鮮度が良くて、驚いた」 というお客様の感想もたくさんいただきました。
開催期間中、「寒シマメ肝醤油漬け」を東京ドームへ大量に供給するために頑張って下さったCAS凍結センターの皆さん、ありがとうございました。
【※】CASとは…
Cells Alive Systemの略。磁場エネルギーにより細胞を壊さず生きたままの状態で凍結保存できる、世界的に注目される画期的システムです。海士町は 2005年にCASを導入し、白いかや岩がきなど島でとれる魚貝類を旬の味そのまま、通販サイト『島風生活。』などを通じて都会の皆さまへお届けしています。
他にも、熱心に応援していただきました地元の皆さん、会場で「寒シマメ漬け丼」を食べてくださったすべての皆さん、温かい一票を投じてくださった皆さんへ、重ねて感謝申し上げます。
これからも、海士の「寒シマメ漬け丼」を、どうぞよろしくお願いいたします。
■「寒シマメ漬け丼」はインターネットでも購入できます。
⇒島のオトリヨセ「島風生活。」
●寒シマメ漬け丼、CASについて: 『島風生活。』店長・岡本 【℡】 08514-2-1244
●離島キッチンについて: 海士町観光協会 【℡】 08514-2-0101