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第4回島会議「島の暮らしと働き方会議」を開催しました

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11月1日(土)、隠岐神社の講堂にて、地域での生き方について考えるシンポジウム、第4回島会議『島の暮らしと働き方会議』が行われました。 島会議シリーズは海士町観光協会が主催する年間企画で、来年3月までに全6回を予定。毎回、島外から著名なゲストや地域づくりに関心の高い参加者が多く来島し、これからの地域のあり方について島民と意見交換を行う場、島から全国へ発信していく場となっています。

 

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今回のテーマは“暮らしと仕事の選び方”ということで、島根県しまね暮らし推進課も共催に名を連ね、ゲストとして島根へのU・Iターン者、そして海士町に関わりの深い方々を迎えたほか県外からも多数の参加があり、講堂は約70名の参加者で満席となりました。

 

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冒頭、浜田市にUターンして企画会社シマネプロモーションを起業した三浦大紀さんが「しまね暮らしの可能性」と題した基調講演を行い、自分たちの地域に関心をもって『三方よし』(=売り手よし・買い手よし・世間よし)の仕事をつくりだす重要性を示しました。

 

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続いて登壇したのは、雑誌「ソトコト」副編集長の小西威史さんです。“ソーシャル”をキーワードに誌面作りをする「ソトコト」の取材で出会った各地の人々の暮らしぶりを例に挙げ、『複業』や『小商い』といった新しい働き方の出現、消費することから『作ること』へと関心をシフトする人々の増加など、東日本大震災後の日本人の意識変化、ライフスタイルの変化について語りました。


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「暮らしと仕事の選び方」をテーマにしたパネルディスカッションでは、三浦さんと小西さんのほか、海士町にIターンした海士町漁協職員の藤澤裕介さんやナマコ加工販売会社「但馬屋」を海士町で起業した宮﨑雅也さん、松江市内の製茶会社「加島茶舗」を継いだ加島浩介さんも加わって意見交換をしました。

 

仕事とは何か。地方で働くからこそ得られる楽しさとは何か。地域社会とその中の自分を見つめながらじっくりと、地道に実践を重ねて地域に貢献していく生き方の大切さを語りました。


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最後に特別企画として、俳人の木割大雄(きわり・だいゆう)さんと和食料理人の齋藤章雄さんが対談を行いました。10年以上も海士町へ通ってくださっている木割さんは、「海士は何にも無いところがいい!」と断言。応えて齋藤さんも、「不便だからいい!」とバッサリ。

 

俳句と和食、それぞれのフィールドでの具体例を挙げながら、あふれる情報に惑わされず五感を使って本当の正しい情報をとらえることや、“素材の良さ”がちゃんと分かることの重要性を説き、「この島の空気感を無くさないように」とエールを送ってくれました。

 

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今回の島会議も盛況のうちに終了しました。ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。

 

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なお、台風19号の影響で延期となっていた第3回島会議『島の教育会議』(※当初の予定では10月12日)は、12月13日(土)に開催される予定です。

 

 

お問い合わせ窓口

 一般社団法人 海士町観光協会 【℡】08514-2-0101

 

 

 

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