7月30日(水)、大相撲八角部屋と伊勢ノ海部屋の皆さん総勢41名が海士町に来島しました。八角部屋の隠岐合宿は4回目となり、今回も郷土力士のファンたちを喜ばせました。
海士町開発総合センター前で行われた歓迎セレモニーでは、大相撲隠岐郷土力士後援会会長でもある隠岐の島町長の松田和久町長と、海士町の山内道雄町長が、歓迎の挨拶を述べました。
「一週間近くこちらで十分癒して頂いて、そしてまた厳しい稽古を積んでいただいて、9月場所は皆優秀な成績で終わって頂きたい」(松田氏)
八角部屋親方の八角信芳氏は理事会会議のため隠岐入りが遅れ、セレモニーでは代理として長谷川秀一ゼネラルマネージャーから挨拶がありました。
「豊かな自然と悠久の歴史に包まれた究極の癒しの島、この日本の原風景であるような隠岐諸島で今日から6日間を過ごさせていただき、(中略)日本海の荒海のごとく土俵上で暴れまわることを力士共々お誓い申し上げます」
セレモニーの締めくくりには、地元民の男性が隠岐民謡「隠岐相撲取り節」を披露し、力士たちへの歓迎と激励の意を伝えました。
(↓)握手しているのは、海士町北分出身の郷土力士・海士の島
同日夜は、マリンポートホテル海士にて盛大に歓迎会が催され、地元のファンや後援会の人々約80名と力士たちが親睦を深め合いました。婦人会の皆さんが隠岐民謡を披露した北分(きたぶ)地区は、兄弟力士の海士の島、宇野が育った地域でもあります。
翌日、力士たちは海中展望船あまんぼうに乗船して“海底散歩”を楽しんだほか、隠岐神社を参拝し、合宿の安全と来場所での勝利を祈願しました。
束の間の観光でリフレッシュした一行は、厳しい稽古が待つ隠岐の島町へと、元気に出発していきました。
------------------------------------------
【隠岐の島場所開催のお知らせ】
平成26年秋巡業「大相撲隠岐の島場所」が下記のとおり開催されます。
隠岐の島町での開催は、平成20年以来6年ぶりです。
●日時:平成26年10月22日(水)午前7時開場
●場所:隠岐の島町総合体育館(レインボーアリーナ)
※詳細は下記までお問い合わせ下さい。
大相撲隠岐の島場所実行委員会事務局(隠岐の島町総合体育館内)
【℡】08512-2-3980(FAX兼用)