平成26年2月2日(日)、あまマーレ(旧慶照保育園)の古道具やさんがリニューアルオープンするのにあわせ、スペシャルイベント「古道具やさん創業祭」が行われました。
(↑)(↓)町内から集められた魅力的な食器や家具たち
(↓)エントランスでは海士産野菜を販売。みかんは無料でプレゼント
古道具やさんは、モノを無駄にせず島内で循環させる仕組みを作るため2011年に集落支援員(※)が運営をスタートし、現在3年目です。
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(※)集落支援員とは: 地域の課題を住民と一緒にみつけだし、目標を決めたり仲間を集めたり、住民が自分たちで課題を解決していくための支援を行う人たちのこと。
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これまで古道具やさんでは、町内の皆さんから使わなくなった食器や家具などを引き取って販売していましたが、今回のリニューアルを機に販売方針を一新。個別に販売する方法から、専用の箱を500円で購入してその箱に「詰め放題」というスタイルに変更しました。
また、開店を週1回ではなく年4回とし、今回のようなお楽しみ企画盛りだくさんのイベント形式で営業することになりました。敷居を下げ、子どもからお年寄りまでより多くの方にあまマーレに遊びに来てもらうことが狙いです。
このたびの創業祭ではスタッフ一同が知恵を絞って準備し、ヘリウムバルーンプレゼントやお菓子の詰め放題、映画上映にくじ引き、メバルすくいなど、誰でも気軽に来て楽しめるよう工夫を凝らしたことが功を奏し、当日は開店直後から予想を超える大盛況でした。
(↑)園庭では金魚すくいならぬメバルすくい!一人5分、魚は無料でお持ち帰り♪
(↑)キッズルームも用意され、子どもたちも楽しそう♪
目玉企画は、11時から行われたオークション。集落支援員が進行役として盛り上げ、大賑わいとなりました。
※チャリティオークションの売上は全額、赤い羽根共同募金に寄附されました
(↑)(↓)お楽しみのランチは手作りカレー。隠岐島前高校・地域国際交流部の部員さん達もお手伝い
(↓)くじ引きの1等賞品は、地域通貨5000ハーン!!
来場者からは、
「楽しかった!」 「次回のイベントも絶対また来る」
「島内のモノがぐるぐるめぐっていることが実感できて、何だか嬉しい」
といった声が聞かれました。
集落支援員の寺田理弘さんは、「予想をはるかに超える200人近くの来場者があり本当に嬉しい。あまマーレに初めて来てくれた人も多く、コミュニティ施設を使った多世代の交流ができた。みかんや野菜の生産者さんたちと一緒にイベントできたことも良い体験で、今後に活かせそう」 と感想を語っています。
集落支援員を中心とするスタッフの皆さん、お疲れさまでした!
なお、古道具やさんの次回営業は、引越しシーズンにあわせて春頃になる予定です。
海士町の皆さん、どうぞお楽しみに!