1月6日、海士中学校体育館にて、新春恒例の「海士町消防団出初め式」が行われました。
本部班と地区12班、団員80名が参加し、日頃の訓練の成果を発揮してきびきびとした点検動作を行うなど、地域防災力の維持と向上への決意を新たにしました。
規律正しく、整然と式典に臨む消防団員の皆さん。
(↑)通常点検の様子
金谷謙造団長は訓示で、昨年の東日本大震災で多くの消防団員が地域住民を守るため命をかけて任務を果たしたことを挙げ、想定外の災害に対応するためには日頃から団員どうしの結びつきをさらに強め、実践力ある消防団づくりを進めねばならないと強調。 「消防人として、郷土愛を忘れず、それぞれの立場で努力していただきたい」と呼びかけました。
式典後は菱浦港に移動し、菱浦湾に向けて一斉放水を行いました。
消防・防災活動は町民一人ひとりが当事者意識をもち、消防団員と一丸となって取り組むことが大切です。
海士町民の皆さま、本年も消防行政へのご協力をよろしくお願いいたします。