３月１０日（日）、菱浦港のキンニャモニャセンターにて、「第１１回承久海道キンニャモニャセンター創業祭」が行われました。例年２日間の開催ですが、今年は日曜日のみ。屋内特設ステージでの発表や、屋台村、レストラン「船渡来流亭」のケーキバイキング、マルゴの解体ショーなど、みどころが凝縮された充実の一日となりました。
（↑）早朝から元気よく餅つき。つきたてのお餅はぜんざいに使用。
（↑）今回のMCはこの２人。名（？）司会お疲れさまでした！
（↑）特設ステージ前には大勢の観客が！
朝から強風に見舞われ客足が心配されたものの、けいしょう保育園の子どもたちによるステージが始まると客席は満員御礼。年長さんによる大人顔負けの隠岐島前神楽や、鮮やかな法被姿が印象的な年中さんのキンニャモニャ、そして最後は全員での海士町音頭と、会場は大変盛り上がりました。
続いては、活動１０周年を迎えた「梅の勉強会」の皆さんによるオリジナルの紙芝居、『崎・蘇婆訶梅ができるまで』。 客席の一番前で釘付けになる子どもたちの姿も見られました。
屋台村は、晴れ間が見え始めたお昼過ぎには続々と完売するほどの盛況ぶり。定番の「イカdeたこ焼き」やさくらの家の「さくらコロッケ」、中里ハッピークラブの「ぜんざい」などと肩を並べて、今年初出店の屋台もありました。
初登場メニューは、隠岐島前高校の卒業生の皆さんによる海藻料理（あらめパン、ワカメ春巻き、海藻パスタ、あらめマフィン）や、産業創出課の海藻塩ラーメン、地産地商課の黒大豆枝豆。どの食材もほぼすべて海士産です。
（↑）イカが入った「イカdeたこ焼き」は毎回大人気！
（↑）（↓）つきたてのお餅を使ったあべかわとぜんざいは早々に売り切れ。
（↑）島前高卒業生の皆さんは独創的なメニューに挑戦。
（↑）海藻塩ラーメン。青わかめとジンバは前日海で採ってきたそうです。
（↑）（↓）屋外では、海士町漁協によるマルゴの解体ショーもありました。
（↑）（↓）船渡来流亭のケーキバイキングは女性や子どもたちに大好評！
この日に初お披露目されたしゃん山の新商品は、特製かりんとう。スタッフの皆さんが試作を重ね、海士の素材をたっぷり活かした「うめ」「黒大豆きなこ」「福来茶」「こじょうゆ」味の４種類が完成しました。
かりんとうは今回は試作品としての限定販売でしたが、当日は味付けが間に合わないほどの売れ行きとなりました。今後は、「手軽に海士の味を持ち帰ってもらえるように」という願いを込めて、フェリーの乗客を対象にお土産としての商品化を目指しています。
また、さくらの家の「ふくぎ茶」と出雲市西製茶所とのコラボ商品「福来紅茶」も海士での販売は初めて。おしゃれな赤いパッケージデザインが印象的で、限定１０袋は即完売。今後もイベントなどの際にはさくらの家から出品予定です。
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平成１４年から海士の玄関口として親しまれてきたキンニャモニャセンター。昨年１０周年という節目を迎え、また新たなスタートとなった今年の創業祭は、お天気も味方に付けて大盛況で幕を下ろしました。
島内の皆さんも島外の皆さんも、今後ともキンニャモニャセンターをどうぞよろしくお願いいたします！
