~小さな島で日本一の教育を~
小さな島からグローカルに活躍する人づくりを推進し、
新しい日本の教育モデルをつくる人材を募集します。
独自の行政改革・産業創出・教育施策を展開し、全国から注目される島、
海士町。その先進的な町づくりの取組みは 、「地域づくり総務大臣表彰」の
大賞第1号に選ばれ、人間力を育む人づくりで「文部科学大臣表彰」受賞。
この4年間で200人ほどの方が全国からIターンして移り住みました。
そんな多様な人材が活躍する元気な島が、新たに学力向上を目指す
町立の学習センター(公立塾)を立ち上げます。
今回はその学習センターの中心となる、学習コーディネーターの募集です。
★自然豊かな島で、最先端の学習システムを使い、
子どもたちの夢を育て叶えていく、日本一の教育を実現しませんか★
募集 背景 |
都会と田舎の教育格差は拡がる一方であると一般的に言われて います。特に、進学塾や予備校、家庭教師といった学校外の教育 サービスがない離島においては、「島で子どもを育てると、(学力が 伸びず)大学進学に不利」という‘常識’が根深くあります。そのため、 大学進学を希望するほとんどの生徒は、中学を卒業した時点で、 島を離れ本土の高校へと出て行きます。
今までこうした離島と本土の学力格差は見逃されてきましたが、 「島の子どもは島で育てる」という信念のもと、「離島では進学に 不利」「勉強したいなら本土へ出るしかない」という従来の‘常識’ を打破し、離島や田舎の学力問題を解決する新たな教育モデル づくりに挑戦します。
この、学力向上プロジェクトの中核になるのが、町立の学習 センター(公立塾)の立ち上げです。放課後や土日に、小学校 から高校までの生徒が集まり、ICTやサテライト授業など最先端 の遠隔地教育も活用しながら学習するセンターです。
現在、海士町内の保育園から高校までの縦の連携体制が 整ってきたので、H21年度からは、この学習センターを中心に 学校・家庭・地域が連携し、「島まるごと」で学力向上に取り組 みます。
今回は、この学習センターを立ち上げ運営しながら、生徒一人 ひとりの学習意欲を引き出し、進路希望を実現させていく学習 コーディネーターを募集します。 自然豊かで人情あふれ、食べ物も美味しいこの島で、田舎なら ではの学力向上と進路希望実現のモデルづくりに挑戦しませんか。 |
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業務 目標 |
1.島の高校生の大学進学希望(特に国公立大学への進学希望)を 実現する。 2.島の小、中、高校生への学習支援を行い、学習意欲と学力を高める。 |
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学習 支援 対象 |
●小、中、高校生の全学年(中心となるのは大学進学希望の高校生) *海士町の児童生徒総数は、小学生約110人、中学生約60人、高校生約90人です。 * 現在の高校卒業後の進路は、生徒数の8%が国公立大学、15%が私立大学 17% が短大、42%が専門学校、17%が就職となっています。(過去5年間の平均) *純粋で、生徒指導上の問題も少なく、学力ポテンシャルの高い生徒が多いです。 |
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業務 内容 |
学習センターの立ち上げと運営を行い、生徒一人ひとりの 学習意欲を引き出しながら、学力を高め、進路希望を実現 していく仕事です。 主に以下のような業務が想定されます。
□生徒の意欲を高める効果的な学習空間づくり (場所は、公民館、港近くの交流センター、もしくは 学校の空き教室などを検討。) □放課後や休日に希望者へ対しての、個別・少人数学習支援。 (必要に応じてサテライト授業やICT等の遠隔地教育も活用) □テストの結果分析、個別の学習計画作成、学習法・ 受験スキルの指導、 進学や学習に対してのモチベーション マネージメント。 □冬期・夏期講習、特別勉強合宿、大学へのキャンパスツアー等 の企画立案とコーディネート。 □公立の学習センターというメリットを活かし、学校と連携協力した 学習支援体制の構築。 (学校との定期的な情報共有会の実施。 平日の日中には学校での学習支援にコーディネーターが入り、 逆に夏期講習の際などに教員がセンターでの学習指導に入る等) □島をあげての学力向上施策の検討(保、小、中、高連携の学力 向上部会の運営や、 学校支援地域本部との連携、学習ボラン ティアの活用など) |
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求める 人物像 |
★生徒を惹きつけ、やる気にさせながら、 一人ひとりに合わせた学習支援ができる方。 ★ 具体的には以下のような資質が想定されます。
□生徒の学力向上、進路希望の実現に対しての 並々ならぬ情熱。 □効果的な学習法や受験スキルなど学力向上と 進学に対する豊富な知識。 □生徒の現状を分析しながら適切な支援や 企画を考える思考力と創造力。 □生徒、保護者、教員、地域の方たちと 信頼関係を築けるコミュニケーション力。 □給与よりも、やりがいで仕事を選ぶ、高い志。 □前例やマニュアルが無い中で、自ら考え 行動できる主体性。 □困難にぶつかっても前向きに解決法を考え、 最後までやりぬく粘り強さ。 □多様な関係者と協力しながら事業を立ち上げ、 進めていける連携力。 □心身の健康。 |
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求める 経験 |
□進学塾、予備校、高等学校などで進路指導、 大学受験指導の経験・実績のある方
□塾長やスクール経営者として経験・実績のある方 □上記の他にもこれまでの経験が当事業に活かせる方 |
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その他 |
※UIターン(定住)大歓迎 (かねてからIターン者の受け入れに積極的な海士町では、 Iターン者が各方面で多数活躍しています) 但し、最低3年。安定した成果と持続可能な運営形態が 確立するまでは、地域に根ざして取り組む気概のある方に限ります。 |
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勤務地 |
島根県 隠岐郡 海士町 / |
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待遇 |
年収400万円+能力、実績に応じて相談 (※家賃は1~3万円/月が相場) |
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休日 休暇 |
完全週休2日制(変則ですが週2日休日を確保) 祝日、夏季、年末年始休暇 (長期休暇中の講習は代休等で対応、要相談)、有給 |
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応募 方法 |
●履歴書をメールもしくは郵送にてお送りください。 ※平成21年2月28日必着 |
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選考プロセス |
書類選考 ⇒ 面接 ⇒ 採用決定 * 書類選考結果は、3月10日までにメールまたは お電話にてご連絡いたします。 * 書類選考通過者の状況によっては東京での説明会 兼面接の設定も検討いたします。 |
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希望 業務 開始日 |
平成21年4月1日(但し、個別の事情に対応します) |
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問い合せ /応募先 |
海士町教育委員会 |