9月21日、22日の2日間にわたり、
『vol.2 フットサルフェスティバルin海士「蹴球祭」』
が開催されました。
今年5月の連休に初開催され、大好評を博したフットサルイベントの第2弾。今回は、
島外から7チーム (島後1、松江3、出雲1、岡山1、埼玉1)、海士代表1チームの
合計8チーム が参加し、初日に 予選リーグ、翌日は決勝トーナメントとフレンドリー
マッチを戦いました。
また22日には、サッカー元日本代表の小倉隆史さんがスペシャルゲストとして登場!!
小倉さんといえば、現在もサッカー解説者としてテレビなどで幅広く活躍中ですが、
現役選手時代には『レフティモンスター』(左利きの怪物)とも呼ばれた天才ストライカー。
大会参加者には当時からのファンも多く、生で会えて大感激の人も…。
キックターゲットや交流ゲームは、小倉さんも参加して大いに盛り上がりました。
出雲農林高校(出雲) 3 VS 5 蹴球一家(海士)
Scottie(岡山) 2 VS 1 フジイSP(松江)
蹴球一家(海士) 1 VS 1 Scottie(岡山)
フジイSP(松江) 2 VS 3 出雲農林高校(出雲)
▼下写真: Scottie(赤のユニフォーム) VS フジイSP(水色)
▼最年少の高校生チーム、出雲農林高校。 若い!
F.C BALANCE(埼玉) 1 VS 5 T・M・C(松江)
隠岐乃國蹴球団(島後) 5 VS 3 松江チャマチーズ(松江)
T・M・C 1 VS 4 隠岐乃國蹴球団(島後)
松江チャマチーズ(松江) 7 VS 1 F.C BALANCE(埼玉)
▼下写真: F.C BALANCE(白のユニフォーム) VS T・M・C(赤)
ホームの意地?地元民、強し! 海士チーム「蹴球一家」、Aグループトップで決勝トーナメントに進出です。
そのほか予選リーグの順位は以下の通りになりました。
Aグループ1位 蹴球一家(海士)
Aグループ2位 Scottie(岡山)
Aグループ3位 出雲農林高校(出雲)
Aグループ4位 フジイSP(松江)
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Bグループ1位 隠岐乃國蹴球団(島後)
Bグループ2位 松江チャマチーズ(松江)
Bグループ3位 T・M・C(松江)
Bグループ4位 F.C BALANCE(埼玉)
※( )内はPK戦の結果
■第一試合(フレンドリーマッチ)
出雲農林高校(出雲) 1(2) VS 1(3) F.C BALANCE(埼玉)
T・M・C(松江) 4 VS 2 フジイSP(松江)
■第二試合(決勝トーナメント)
蹴球一家(海士) 2 VS 0 松江チャマチーズ(松江)
隠岐乃國蹴球団(島後) 4 VS 1 Scottie(岡山)
■第三試合(フレンドリーマッチ)
F.C BALANCE(埼玉) 2 VS 5 フジイSP(松江)
出雲農林高校(出雲) 2 VS 3 T・M・C(松江)
■三位決定戦
松江チャマチーズ(松江) 1(1) VS 1(2) Scottie(岡山)
■決勝戦
蹴球一家(海士) 0 VS 4 隠岐乃國蹴球団(島後)
▼下写真 蹴球一家(黒×灰のユニフォーム) VS 隠岐乃國蹴球団(赤×黒)
試合結果は… 最強メンバーを結集して臨んだ「隠岐乃國蹴球団」(島後)が、
4-0で勝利!
前回3位の地元・海士町「蹴球一家」は、善戦むなしく準優勝。
第3位は、前回大会を制した元気いっぱいの大学生チーム「Scottie」でした。
レクリエーションの部の最初はトークショー。小倉さんの波乱万丈サッカー人生や
日本代表の話題など幅広く、軽妙な語り口で観客を沸かせてくれました。
その後は、キックターゲットです。的になるボードは、蹴球一家が休日返上で作った
お手製のもの。 予選で勝ちあがった3チームの代表選手が順番にキックしますが…
緊張のためか、みなさんなかなかうまくいかず、小倉さんからビシバシ指導が入ります!
…が、当の小倉さんも意外や意外、ミス連発!?のご愛嬌。
とはいえ、伝説の左キックを生で拝むことができ、観客からは歓声が止みませんでした。
次はいよいよ、お待ちかねのエキシビジョンマッチ(交流試合)です!
小倉さんは海士チーム「蹴球一家」の一員として参加し (ホームの役得!!)、各チーム代表による混成軍団と対戦しました。
僕らアマチュアと比較するのは非常に失礼な話ですが、やっぱり「うまい」(当たり前か!)。
ほとんど左足一本で華麗なボールさばき、一人で抜いていきます。
そして、左足でそこに通すかと言わんばかりの絶妙なパス。
いや~さすがです。
重心が低くフェイントの切り返しも深い。本気でなくても誰も取れません....。
さずが世界を経験したプロ。勝負にはこだわります。最後はギアをあげて少し本気モードへ 。
しかし蹴球一家、最後の最後詰め切れず、結果は5-5のドロー。(小倉さんすいません....。)
四中工VS帝京の高校選手権決勝。あの同点に追いついたダイビングヘッドを見て育った人、そしてそれを見てサッカーを始めた人、これが同じ高校生かと思った同世代の人にとっては、特に忘れられない一日になったはずです。(書いている本人が一番感動してますが....。)
そんな小倉さんが海士に来たことだけでもすごいことですが、小倉さんと一緒のチームでプレーした蹴球一家はもちろん、同じフィールドで対戦した人も、プレーを目の前の見た人も、ここに集まった人みなさん全員が良い経験と一生の思い出になったことと思います。
小倉さん本当にありがとうございました。
最後は記念撮影。
海士で過ごしたこの日を、みなさん忘れないで下さいね!
【左】 T・M・C 【右】 F.C BALANCE
【左】 フジイSP 【右】 Scottie
【左】 出雲農林高校 【右】 隠岐乃國蹴球団
【左】 松江チャマチーズ 【右】 蹴球一家
同日夕方からは、悪天候のため会場を屋内に変更し、表彰式と交流会が行われました。
交流会にも参加していただいた小倉さん。
まずは、小倉さんによる乾杯!!
そして第二回大会の表彰式へ 。
表彰状は小倉さんが読み上げ、手渡ししていただきました。これも一生ものです。
得点王は、な、なんと3名が5得点をあげました。
■山根博之(松江チャマチーズ )
■本間友一郎(T・M・C)
■米山貴司(隠岐乃國蹴球団)
そして、大会のMVPに選ばれたのは、この日が21歳の誕生日。名前の通り俊足。
■足立俊也(T・M・C)
おめでとうございました。
次は小倉さんによるプレイクリニック。
前日行われた予選リーグのハイライトを見ながらご教授いただきました。
非常にわかりやすく、説得力があります。
ホント勉強になりました。
そして、今回も第一回大会に続き、地元実力バンド「ケンチャーズ」&「びびで」の登場!
蹴球一家の11番、フル出場、がんばりすぎです。
そして小倉さん。あなたはフィールドの外でも輝いていました…。
「オグ最高!!」
いよいよ交流会も終盤。
実は、小倉さんへのサプライズプレゼントを用意していました。それは…
往年の名作サッカー漫画『がんばれ!キッカーズ』の作者、
海士町出身の ながいのりあき先生が描いてくださった特製イラストです!
小倉さんはとても喜んでくれたよう。 そして最後の挨拶で、こう語ってくれました。
「フットサルでまちづくり、って難しいけど、実行してることが素晴らしい。
熱意は横につながって、必ず伝わるもの。ぜひ続けてほしい。
続けることに意味がある。続けることによって生まれる何かがある」
小倉さん、そして蹴球祭に参加してくださった皆さま、イベント運営に力を貸してくださった
すべての皆さま、本当にありがとうございました。
「また海士で会いましょう!」
「vol.3 フットサルフェスティバル in 海士 蹴球祭」、来年のゴールデンウィークに
開催予定です! さわやかな好季節、観光も兼ねて是非海士へ!
参加希望チームは下記までご連絡下さい。
若者活性化事業実行委員会
事務局:海士町役場総務課内 担当:柏谷 【℡】08514-2-0115
この大会は「スポーツ振興くじ助成金」を受けて実施しました。