6月4~6日、『第9回 とって隠岐スリーデーウォーク』 (以下、3DW)が開催されました。
3DWは、船で乗り継ぎながら中ノ島(海士町)・知夫里島(知夫村)・西ノ島(西ノ島町)・島後(隠岐の島町)の4島を3日かけてウォーキングする、初夏恒例の人気イベントです。
九州から北海道まで全国各地から、毎年多くのウォーカーの方々にご参加いただいています。
今年の参加者は165人で、昨年に比べると2割近く減少しましたが、相変わらず約半数がリピーター。3DWを一度体験してすっかり隠岐のファンになり、繰り返し参加される方々がたくさんおられます。
「ようこそ海士へ!」 挨拶をする山内道雄海士町長。
島根県ウオーキング協会会長の多久博氏 。
地元民によるお出迎え&応援は、これぞ海士町名物、地元民謡の『キンニャモニャ』です。 キンニャモニャは、しゃもじを打ち鳴らすユニークな踊り。初めてみる方は興味津々のご様子でした。
しっかり準備運動をして、いよいよ出発です。時刻は8:30。
海士でのウォークは4日(土曜)。菱浦港キンニャモニャセンターでの出発式(上の写真)のあと、緑まぶしい家督山(あとどさん)を越え、さわかやな潮風とともに諏訪湾沿いを歩き、チェックポイントは由緒ある隠岐神社。 さらに長いコースでは、東地区を抜けて宇受賀命(うづかのみこと)神社近辺での田園風景を楽しみながら、角山方面に上がって紺碧の海を望み、北分大橋を渡って諏訪湾沿いに戻り、ゴール地点である菱浦港へ。
皆さんそれぞれのペースで、仲間どうしやご夫婦、或いはお子さんと一緒に、気持ちよく完歩されました。
島にはたくさんの笑顔があふれました。
給水ポイントの手作りフルーツポンチは毎年大人気です。
「このもてなしが良くて、こんな遠くまで来ちゃうんだよねぇ」
「あちこちの大会に行くけど、こんな美味しいのは初めて!嬉しいねぇ」
という有り難い声もたくさんいただきました。
下は隠岐神社での様子。
「毎年この大会に参加して、銅板(※本殿の屋根を葺くのに使います)を寄付しています。
いつも健康でウォーキングできるのは隠岐の神様のおかげかな」
という男性もいらっしゃいました。
遠方からいらっしゃる参加者の方と、島の地元住民との交流も、この大会の魅力の一つです。
海士のコースを歩き終えた皆さんは、お昼前後から順次、内航船で知夫里島へ移動されました。
来年は第10回の記念大会となります。
健脚自慢のみなさん、是非また隠岐へいらして下さいね!