節分の3日、海士町の子育ての拠点である「けいしょう保育園」において、豆まきが行われました。園児やその保護者など70名を越える人が集まり、元気いっぱいで「鬼は外ー!福は内!!」
島内で最大規模の、にぎやかな豆まきイベントとなりました。
当日は、園児たちが魔よけの「トベラ」をすべての戸にはりつけて鬼封じをしました。豆を炒るのは年長さんが担当し、炒るときにも「トベラ」を使いました。
鬼役に扮したのは、海士町役場の青年部の男性3名です。
迫力満点の鬼たちに、果敢に豆をまく子もいれば、恐怖で泣き喚く子も…。
けいしょう保育園の大脇洋子園長先生は、
「子どもたちと青年の皆さんとの交流という意味もあり、長く続けている行事。工夫しながら、これからも続けていきたいです」
と語っています。
豆をまかれて降参した鬼たち。
豆まきの後は、福の神さまの仲裁で、子どもたちと鬼が仲直り。
鬼さんたちの正体も明かし、(中には園児のパパもいました!)一緒にゲームをして遊びました。
青鬼に扮した役場職員の名越将博さんは、
「鬼役ができて光栄。子どもたちの健全な成長を願っています。来年は今年以上に怖がってもらえるよう演出します!」
と、既に次回に向けてやる気満々です。
邪を払い、福を呼び込んだ節分の豆まき。
今年も「けいしょう保育園」のみんなに、いいことがいっぱいありますように。