海士町、「ないものはない」宣言。
~海士町らしいデザインで職員名刺を一新、PRポスターも~
このたび海士町は、‘海士らしさ’を表現するロゴマークを決定いたしました。
キーワードは、『ないものはない』。
これに合わせて職員名刺や職員証、役場用封筒のデザインも変更し、「これは何?」とコミュニケーションを生み出すようなデザインに一新。新ロゴを使った大胆なPRポスターも、町内に貼り出し始めました。
『ないものはない』という言葉は、
①無くてもよい ②大事なことはすべてここにある
という2重の意味をもちます。
離島である海士町は都会のように便利ではないし、モノも豊富ではありません。しかしその一方で、自然や郷土の恵みは潤沢。暮らすために必要なものは充分あり、今あるものの良さを上手に活かしています。
『ないものはない』は、このような海士町を象徴する言葉、島らしい生き方や魅力、個性を堂々と表現する言葉として選ばれました。
地域の人どうしの繋がりを大切に、無駄なものを求めず、シンプルでも満ち足りた暮らしを営むことが真の幸せではないか? 何が本当の豊かさなのだろうか?
東日本大震災後、日本人の価値観が大きく変わりつつある今、素直に『ないものはない』と言えてしまう幸せが、海士町にはあります。
このロゴマークは、役場の若手職員チームが半年以上、14回の白熱した会議で検討し、ポスターは役場地産地商課が制作しました。デザインを担当したのは、海士名物「島じゃ常識・さざえカレー」のパッケージも制作した著名デザイナー、梅原真氏です。
今後このポスターは、島内外で広く使っていく予定です。 どうぞよろしくお願いいたします。
(↑)(↓)デザイナーの梅原氏が高知県から遠路はるばる来島し、ポスターを掲示。
キンニャモニャセンターの海士町観光協会にも依頼し、近辺に貼らせていただきました。
(↓)役場庁舎の玄関脇も、この通り。
職員名刺は、下のような斬新なデザインに変身。
3パターンあり、各人が選んで使用します。
使用色はブラック(黒)100%またはシアン(青)100%にこだわり、まじりけのないシンプルな潔さを表現しました。
海士町総務課 【℡】08514-2-0111