寒さが厳しくなる「小寒」(二十四節気の第23)にあたる1月6日、
隠岐島前高校の体育館にて、「海士町消防団出初め式」が行われました。
本部班と地区12班、消防団員76名が参加して通常点検を行い、
地域防災力の維持と向上への決意を新たにするとともに、
新年の無火災・無災害を祈願しました。
きびきびとした通常点検の様子
海士町消防団長表彰(精勤章)の様子
来賓祝辞では、
「団員減少や高齢化など消防団を取り巻く環境は厳しいが、役割はますます重要になる」
(島根県知事 ※代読)
「火災はもとより自然災害からも町民の生命を守る存在」
(浦郷警察署長 ※代読)
「消防署に頼るのでなく、初期消火など住民自らの手によるきめ細かな活動は欠かせない。深い郷土愛と強い責任感をもって、町民の信頼に応えられるよう切望します」
(海士町議会議長)
など、‘地域防災力の核’である消防団への期待と応援の言葉をいただきました。
式典後は、キンニャモニャセンター前の岸壁で、菱浦湾に向けた一斉放水を行いました。
「地域の皆さんと一体となった総合的な消防力を高める必要がある」
と山内町長が式辞で述べたとおり、消防・防災活動は、町民一人ひとりが当事者意識をもち、消防団員とともに地域一丸となって取り組んでいただくことが大切です。
海士町の皆さま、今後もより一層、消防行政へのご協力をお願いいたします。
団員の皆さま、お疲れさまでした。
本年も海士町の安心・安全確保をよろしくお願いいたします。
★下、消防団12班+本部班の消防車たち。 ※いちばん下は消防署です