6月7日(日曜)、海士町町制施行40周年を祝う記念式典と、
民謡・芸能などを楽しむ記念フェスティバルが開催されました。
記念式典は午前10時半より、町外からも多数の来賓をお迎えして
福井小学校にて行われました。
山内道雄町長は式辞を述べ、海士町の発展に寄与してきた住民や
偉大な先人に感謝を表するとともに、官民一体で取り組んできた
まちづくりの歩みを振り返りました。
そして、今年度からスタートした『第4次海士町総合振興計画』
のテーマとして 《島の幸福論》 と掲げたように、
「住民一人ひとりが足元から小さな幸福を積み上げ、
〝海士らしい笑顔の追求〟をしよう」
との熱い想いを語りました。
「小さな島の大きな挑戦に終わりはありません」(山内道雄町長)
また式典では、地方自治・産業振興・福祉・教育文化・観光振興
・環境・善行の7分野において、これまで海士町のまちづくりに
多大なる功績を残された43名の方に、表彰状が授与されました。
町制施行40周年表彰者 (170KB)
午後2時からは、海士中学校に会場を移し『記念フェスティバル』
が開催されました。
海士町出身の民謡歌手・国村千鳥さんの「ふるさとコンサート」
では、定番の隠岐民謡の数々のほか、新曲「新・海士町音頭」や
「隠岐慕情」も発表されました。
国村さんの同級生の皆さんや民族芸能文化連盟舞踊団「若竹」の
皆さん、また、国村さんの師匠である民謡歌手・小沢千月さんも
出演し、素晴らしい唄声で約500人の聴衆を酔わせました。
郷里の同級生の三味線に乗り、艶やかに唄声を響かせる国村さん。
師匠である小沢千月さん(左)との共演。
海士発祥の民謡『キンニャモニャ』を全員で!
その後は、フルート奏者・吉川久子さんによるミニコンサート、
吉川さんと高見恭子さん(タレント・作家)とのトークセッションと続き、
午後5時からはいよいよ、『島まるごと民謡・芸能大会』です。
神楽や民謡、踊りから寸劇まで、多芸自慢の海士人によるバラエティ豊かな
演目に、会場は大いに沸きました!
今回のイベントに関しましては、7月中旬発行予定の『広報海士 7月号』
紙面でも詳細を掲載いたします。
(本サイトからもPDFでご覧いただけます)