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さて、糖尿病対策の成果は？

	H02	H03	H04	H05	H06	H07	H08	H09	H10	H11	H12	H13	H14	H15
糖尿病 有病数	156	173	177	177	187	193	194	196	224	234	239	231	226	217
境界型 有病数	52	88	116	134	199	228	261	283	309	243	235	239	238	232
糖尿病 有病率	0.0473	0.0537	0.0558	0.0569	0.0605	0.0633	0.0647	0.0666	0.0765	0.0809	0.084	0.0823	0.0817	0.0805
境界型 有病率	0.0158	0.0273	0.0366	0.0431	0.0644	0.0748	0.087	0.0962	0.1056	0.0841	0.0826	0.0852	0.086	0.0861

糖尿病コントロールが改善

（糖尿病健診における糖尿病患者のHbA1cの変化）
   

糖尿病コントロール状況の指標と評価基準に基づくHbA1ｃの分類

平成16年に改訂された日本糖尿病学会の血糖コントロールの指標と
評価基準に基づいて、健診参加者のHbA1c値を分類すると図のように、
全体的にコントロールがよくなっていることがわかります。

重症網膜症が、減少し、失明者ゼロ

網膜症の状況を表のように区分し、平成２年から平成15年の糖尿病健診参加者に
おける網膜症有病者数をまとめました。

管理区分が糖尿病の患者でも、網膜症の症状の区分が2、3の患者は全期間を
通して比較的少なく、失明したのは片側失明が１名のみです。

また、平成9年以降、網膜症区分３は１名のみとなっています。
事業開始当初、すぐに治療を要するような重症網膜症が多く発見され、その後、
３ヶ月毎の眼科検診を実施してきたことにより、網膜症の重症化が予防され、
失明の防止につながっています。

０：福田分類 AO
１：福田分類 A1、A2
２：福田分類 B1以上(prePDR)PRPした人（レーザー治療を受けた人）
３：福田分類 B4以上 (PDR)硝子体出血をおこした人（硝子体手術を受けた人）