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プロジェクト―2.キンニャモニャブランドヅクリ事業

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キンニャモニャブランドヅクリ事業

私たらが普段あたり前に接している自然が、町外の人とつては新鮮な驚きだったりします。だから、海士の自然の素晴らしさを、より大勢の人々に発信しようと思います。食べておいしい自然―、見ておいしい自然―、体験しておいしい自然―。この海士の自然のを町民みんなの誇りとして、愛し、守り、育み、海士ブランドにするのです。

あま市

市場から注目され、海士ならではの夢のあるモノづくりの実現に向けた取り組みを進めます。モノづくりを生産品や製造品だけでなくし、自然景観づくりや体験のできる環境づくりなども広義の「モノづくり」ととらえた斬新な発想で、次のようなブランドヅクリ事業を展開することとします。

朝市事業

本町で採れる野菜や魚貝類は、美味くて安全性の高い良質なものです。
しかしながら、町内で販売・消費されている店頭品の大部品は、島外からの仕入れ品に頼っている状況です。
海士らしい食を追求していくためには、地場産品の地元消費を推進していく必要があります。
このため、地場産品の良さを再認識できる「朝市」の規模拡大と定期開催化を図り、「つくる・売る・買う」による地域内善循環体制の構築を目指します。
 また、「朝市」は地元消費者に限らず、観光客など、海士を訪れた人にとっても魅力ある市目指し、海士の良質な品物を広く紹介するとともに    「ものをとおした交流」を推進します。

特産品開発事業

①生産・製造
 特産品の開発は、素材の発掘や商品の開発とともに、安定供給を可能にする原材料の確保や加工作業などにおいてー定の労働力を必要とするものであり、波及効果の大きな産業振與策といえます。

そこで、本町の良質な地場産品を使い、価値の高い特産品の開発に取り組むこととします。事業展開にあたっては、調査・検討を進める機関や庁内体制の整備を図り、推進体制を確立することとします。商品化を行った後は、位置づけの確立、生産力向上の必要性などを勘案した上で、基盤となる施設の整備についても検討し、事業規模の拡大を図っていきます。

②キンニャモニャを活かしたイメージ戦略
海士町民の大多数が踊れる町発祥の民謡「キンニャモニャ」を活かしたイメージ戦略を展開し、商品のブランド化や販売促進に役立てます。また、キンニャモニャを前面に出した祭りの開催、キン
ニャモニャグッズの作製、キンニャモニャキャラクターの図案化など、いつでも誰でも簡単に踊れるキンニャモニャをPRし、観光資源としても有効活用を図ります。

体験型観光システムづくり事業


本町の豊かな自然を活かした島の季節感を味わうイベント、休耕農地を利用した収穫の喜びを味わえる農業体験イベント、和歌や俳句をテーマとするイベント、観光漁業の実践など、海士の自然・産業・文化をはじめとする豊富な資源を活用した体験型観光システムの確立を目指します。

また、あま学「カレッジ開校事業」をとおして育成を図る事業の担い手の受け皿となり、育成の場と活用の場の連携体制をつくっていくこととします。

自然景観保全事業
日本海の波がもたらした奇岩や海岸線の美しさや山頂からの眺望など、海士には、他地域の人々に誇れる豊富な自然景観が守られています。また、島としては珍しい稲ハデのある農村風景をみることができます。このようないにしえから受け継がれてきた自然景観や産業景観を保全するため、景観保全地域の選定を行うほか、土地利用の規制なども検討しながら、海士らしい自然景観の保全に努めます。

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